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まとめレス(その1)

随分ずいぶんと遅くなってしまいました。
たくさん意見をきかせてもらったこと、ありがとうございました。
ひとつひとつの言葉に、うなづいたり考えたり唸ったり。
とても1本でまとめてお返事はできないので、ひとつひとつのコメントにちょこちょこと、思ったことをレスさせてもらいました。答えにもなってないし、(答えられるほどの見識もないしな)感想なだけですが。
ひとまず少しだけ。
つづきはまた追って。

***

> 子育ては、難しいけど、楽しい。楽しいから、大変だなって思うことも頑張れる。自分の子供だったら、どれだけかわいいんだろうかとも思う。
> 今や3人の子持ち(笑)。一人っ子でいいという気持ちが変わったのは、純粋に子供って可愛い♪という思いからでした。もちろん子育ては想像以上にきつかったし、子供と一緒に泣いたこともありますけど、その大変さ以上に喜びやぬくもりをたくさん、たくさん貰っている私です。

■ おー。ちょっと半ベソかきそうですよ。へへ。わたしは流されるように結婚して、計画出産とか考える前に新婚早々妊娠しました。まだ自由でいたかったし、正直子供が好きでもなかったのに、イキオイでできちゃった、てやつです。うわ、ほんとにできちゃうんだ、みたいな。
 けれど幸いだったのは、母性本能というのか、それがわたしにもあったこと。病院で妊娠を確認したと同時に、まだちっちゃすぎて映らないようなエコーの黒い画面が愛しくなったものです。わたしに似てか胎動の少ないのんびりな赤ちゃんがこれまた「呑気で可愛い」なんて思っちゃうようにね。
 産まれればそりゃあもっとかわいい。動いて、喋れば、もっと愛しい。なんでこんなに大変なんだ、と思ったことはあるけど、産むべきじゃなかったと思ったことはない。けどそれって、しあわせな感覚なんだろうな、とも思います。かわいがるつもりが産んでみたら可愛いと思えなかった、2人目を産んでみたらどうしても1人目のように愛しいと思えない、そんなつもりじゃないのにそうだったひとは辛いよね。
 そういうひとのメンタルケアのための施策もあるんですよ。けど、それがどこまで知ってもらえてるか。それは行政で解決すべきとこだけど、そんなキモチのひとが、そういう相談に行く気になれるかどうか、ひとりで固まっちゃう前に助言できる人がいるか、そこまではなかなか難しいやね…。

> 「両親は、子供の行事は絶対参加、子供が病気の時に休んでも会社は日当の半分は支払を」なんて法令でも作ってほしいぐらい。

■ 後半についてはね、企業によってはあります。というか、病気休暇とか結婚休暇と同様に、「看護休暇」みたいな有給休暇があるのね。その休暇を使った分通常の有給休暇が余って結果は一緒、なのが実情だけど(有給休暇買い上げ制度、なんてのはまだまだ日本では超希少でしょう。)制度として認められてるのは心強いんじゃないかと。でもまだごく一部の企業に限られるよね、これは企業側にも努力してもらいたいところ…。


> たくさん褒めてもあげる。言葉だけじゃなく、行動でも示してあげたい。そういう愛してあげる機会をどんどん少なくしてしまっているのは社会にとっても子供にとっても不幸だと思う。

■ おじいちゃんおばあちゃんてのは、べったべたに甘やかすでしょ。親はある程度しつけいうか、厳しくもするけど。そういういろんな種類の愛情を受け取るってのはいいことなんだろうなあと。じじばばにとっても愛情を注ぐ相手がいるっていいことだと思うしね。
 とはいえ、なー。仕事中はずっとおばあちゃんちにいるせいで、おばあちゃんちから帰らないって毎日火がついたみたいに泣かれた頃は親として切なかったな。通り過ぎてみれば、そんなこともあったな、って思えるけれど、その当時はね。一体なにやってんだろ、わたし、て思ったものです。


> 政府や役所の方々の話って、難しくてよくわかりません。難しい言葉で、難しい話をしているんじゃみんなに伝わらないと思うのです。

■ それはそのとおりだと思います。や、生業のわたしだって首かしげること多々ですから。たとえばこの業界の旬(過ぎたかな)のキーワードは、「協働(共同ではない)」。ほーら、伝わらないでしょ。わたしらみたいな、一般生業者はそんな言葉使わないんだけど、上の階級に行くほど使いたがるのね。
 一般の方からのご意見メールにお返事することもあるんですが、わかりやすさ親しみやすさを追求したレスをつけても、送信前に数カ所の関所を経る間に、かちんこちんの感情抜きの文章に直されてしまうし。といって、わたしら若手にもそれを押し切れるだけのパワーはなかなかないという…。


> 収入もそれなりにあり、自由もある、スマコンだって誰にも遠慮せず行ける(笑)
> この自由を手放してまでする結婚は、メリットが無ければ別にしたく無い。子供ですよね。でもこれが私の本音です。

■ 本音ですよね。わたしだって、結婚前、既に今ほどスマにはまってたとしたらどうだったろうっていう。(笑) 当時のわたしは仕事もそれほど忙しくなく、特にやりたいこともなくて時間が欲しいなんてあんまり思ってなかったし、親とあまり反りが合う方じゃなかったのもあって、まー、そこに結婚って選択肢がはまったと。そんな感じです。
 このひとかな、って思うもののまだまだ先で…と思ってた相手が、6つ上だったせいで結構急ぎたがったから。こどももまだまだ先で…と思ってたらいきなりだったし。(笑)←無計画だな、わたし。
 やっぱり、天秤にかけちゃうもんだと思います。わたしはたまたま結婚の反対側の天秤が軽かっただけ。周囲のプレッシャーが結婚側の天秤に上乗せされて重くなるって人もいるんだろうし。でも「結婚したくないけど世のために身を投げましょう」なんてのが大人だってのなら大人になんかなりたくないですよねえ。


> 結婚したら女性の負担が重いし、そこまでして結婚するなんてめんどくさいていうのが本音であります。男性が女性と変わりなく家事をする事が普通であればいいんだけど、現実的には家事は女性がするものっていう考えがあるから、何でわざわざ結婚しなきゃいけないんだろう、って

■ ごく普通に、悪気なくそういう考えが行き渡ってるのよね。ビストロのときナカイが、「お料理はなさいますか?」って訊くのは定番。男性にも訊くけども、女性に訊いて、「あんまり」なんて答えだと「あらららー」って必ず反応するのよね。あれにはひそかにもやもやしてます。古風なナカイは好きなんだけど、ひとりの大人としてはもちょっと幅広い考え方でいてほしいなあ、と思うな。
 あらら、話がそれてるけども。まあ、世代がひとつ替わるくらいまで待って、ようやく世間一般の味方も変わるんだろうね。女子自身もね。だって、「ああー掃除してないよー」「あああーまた料理手抜きだよー」とか自分で責めちゃうでしょ、女性って。「さあ一緒に掃除しよっ」ってなかなか思えない。男性もだけど女性も開き直りってえか、いままでの考えから開放されなきゃだめなんだよな、と思います。



> 経済的に言えば、結婚して旦那の給料、自分の給料でラクに暮らした方がいいのかもしれない。
それでも「自由」な暮らしの今から結婚には踏み切れない。親がいれば、ある程度の我が儘も言えるし、自由もある。甘えた考えが捨てきれないだけなのだろうけれど、そういう「大人」はきっとたくさんいると思う。

■ わたしは、親元にいることが不自由と感じてるクチだったので、むしろ結婚に自由を求めてました。結婚当初は、「妻としてやるべきこと」の考えに自分で勝手に填って、勝手にくたびれたりもしたんですが、ダンナが「できんことはせんでもえーがー」ってな呑気者だったのに助けられて、いつのまにか「我が家のスタイル」ができあがり、「我が家の自由」が形作られたようです。
 結婚で自由がなくなるというより、自由のカタチが組み替わる、ってことじゃないかと思います。ただ、最初に組み替えるときにはパワーがいるからね。少子化云々は別として、自由を失いそうだからって踏み切れないでいるひとたちには、えいや、って踏み切ってみてもいいんじゃない、って思います。それに我が侭は、オットにも言っていいのよ。(笑)


> 少子高齢化の持つ問題や現在の育児を取り巻く環境の難しさなどは個人ではなく社会全体で取り組むべき問題だとは思います。私は社会人としてそれらに必要な財源となる税金はきちんと支払っているし、同僚が出産休暇・育児休暇とるときも協力しているし、それ以外にも必要なことがあれば協力するつもりです。ただ、自分が社会のために結婚し、子供を産むことができない、とだけ言いたいのです。
結局「人はいろいろなのだ」と思います。いろいろな人がいていいのだと思うのです。

■ ええ。大きく頷きます。産めよ増やせよ、の少子化論ではあるけれど、結婚するしないも産む産まないも、個人の気持ちひとつに負うものであって、まわりにどうこう言われるものじゃないと思います。それは基本だと思ってるし、ここに意見を書いてくれたひとも(わたしも含め)それを否定するひとはいないと思います。施策もね。
 ただ、まあ世の中にはそれこそいろんなひとがいるわけです。否定するひともいてもしょうがない。悔しいけど、ココロの中でヒールで蹴り上げてやるしかないのよね。もしくはほんとにグーパンチしてやってもいいくらいだけど。

■ ところで、じゃあいろんな生き方を受け入れた上での少子化対策って(それを是とする前提で)、どんなことすればいいの?ってなると実に難しい。
 今の生活状況じゃ産みたいけど産めない、そういうひとに対しては経済施策でも足りるわけです。そこが一番わかりやすいものだから、毎日まいにち、やれ児童手当引き上げだの、乳幼児手当新設だの、出産無料化だの、バラマキ施策が表に出てきているけれど。
 でも実際には、「産みたいと思わない」「産みたいとか産みたくないとか考えたこともない」ひとが多くなったのが一番の要因よね。「産みたいし産める」「元々産むつもりはない」の2つは置いといて、「産みたいけど産めない」ひとをカバーするのは、経済施策だったり医療施策だったり。そしていちばん、なにをすればいいか手探りなのが「ニュートラルのひとを産む気にさせる」こと。
 アイコさま誕生でちょっとしたベビーブームだのいうくらいだから、なにかは呼び水があるんだと思うのよね。夢を持てるなにか。それを探すのは良いことなんじゃないかな。

> 今と同じ水準を求めるから人間が、役に立つ人間が必要なのでしょう?
> 普通の家なら収入を超えた借金をしないし、そんな借金があるなかさらに借金を作ったり、支出を切り詰めようとしないなんて考えられません。国は身の丈に会わない変なプライドを捨て、この国は貧しいんだよ、と国民に自覚してもらわなければいけないのだと思います。
まず、それが一番ではないですか?

■ そのとおりだと思うけれど、これが実際にはひどく難しい。みんな、国の自覚は求めても、自分は自覚したがらないもの。うちの組織もコイズミ国に負けず劣らず大貧乏。人を削り、裏紙を使い、エレベーターも止め、雨の暗い日も昼休みは仕事してても電気が消え。5時を過ぎれば冷暖房は消えます。暖房のない1月の深夜なんて凍えるよ。…でもいろんな事業を凍結して落とせるだけ落としても、ちっとも足りないからほかを落とす、でも、Aの手当を減らすとなるとAは怒る、じゃあBならいいかってもBが黙ってない、Cの施設をとりやめればDは作ったのに、と言われる。
 変な悪循環もあるしね。何かをやめたり減らしたりするには調整に手間取る。資料が山ほど必要。そのための資料づくりに追われまくりで通常業務ができない、残業すると人件費がかさむ、ますます経営が厳しい、ますます資料を、みたいな。わたしら一担当はおかしいおかしい言うけども、上の方は…。そんなのもあるし。
 たとえば年金の引き下げ、公共サービスの低下。みんな、どのくらい自覚できるんでしょう?
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